キャッチャー・イン・ザ・ライ - J.D.サリンジャー, 村上春樹(訳)

旧訳と村上訳を比較できる程読み込んでいる訳では無いのだが、年末ほちほちと読み返すもつまらず。前にも、この村上訳も一度投げてしまったが、この小説ってどこが面白いのだろう。よく分からない。乱暴な考えだが無名の英語のテキストを村上春樹が編集した、みたいな前振りだと趣も違うかもね。それと書名は「ライ麦畑でつかまえて」の方が良いな。原題の仮名表記だと、どこか胡散臭い野球小説みたい。

キャッチャー・イン・ザ・ライ - J.D.サリンジャー, 村上春樹(訳)

旧訳と村上訳を比較できる程読み込んでいる訳では無いのだが、年末ほちほちと読み返すもつまらず。前にも、この村上訳も一度投げてしまったが、この小説ってどこが面白いのだろう。よく分からない。乱暴な考えだが無名の英語のテキストを村上春樹が編集した、みたいな前振りだと趣も違うかもね。それと書名は「ライ麦畑でつかまえて」の方が良いな。原題の仮名表記だと、どこか胡散臭い野球小説みたい。

桐島、部活やめるってよ - 朝井 リョウ

アマゾンじゃ酷評が多いけど、割と楽しめた小説。読後感も良かったしね。主軸に対して複数の世界がある、こう云う短編の連作集って好きな事もあるのだけど、多和田葉子の「時差」を思い出した。
それにしても本が読めなくなった。

桐島、部活やめるってよ - 朝井 リョウ

アマゾンじゃ酷評が多いけど、割と楽しめた小説。読後感も良かったしね。主軸に対して複数の世界がある、こう云う短編の連作集って好きな事もあるのだけど、多和田葉子の「時差」を思い出した。
それにしても本が読めなくなった。

「洗練された都会人だった谷崎潤一郎」

「洗練された都会人だった谷崎潤一郎」

真夜中のギャングたち - バリー・ユアグロー
これは楽しい本だった。装丁も訳も良いし。再読するでしょう。
#ちょっとした棚卸。もう幾冊か合った筈。

真夜中のギャングたち - バリー・ユアグロー
これは楽しい本だった。装丁も訳も良いし。再読するでしょう。
#ちょっとした棚卸。もう幾冊か合った筈。

エデンの園 - アーネスト・ヘミングウェイ
発刊時に読んだ憶えが有る。当時「月刊PLAYBOY」だったかな?(結構、集英社って面白い事やってたね)抄訳が何ヶ月か載っていて「未完」は覚悟で読んだ。今年初頭から少しヘミングウェイのペーパーバックを沢山読んだので、今作を思い出したから。初読時も再読も印象変わらずで「何のこっちゃ?」評論家辺りはそれなりの理由付けもするのだろうが、ポルノでも無いしね。簡潔にまとめるなら「若き日のデッサン」だろうね。

エデンの園 - アーネスト・ヘミングウェイ
発刊時に読んだ憶えが有る。当時「月刊PLAYBOY」だったかな?(結構、集英社って面白い事やってたね)抄訳が何ヶ月か載っていて「未完」は覚悟で読んだ。今年初頭から少しヘミングウェイのペーパーバックを沢山読んだので、今作を思い出したから。初読時も再読も印象変わらずで「何のこっちゃ?」評論家辺りはそれなりの理由付けもするのだろうが、ポルノでも無いしね。簡潔にまとめるなら「若き日のデッサン」だろうね。

桃 - 久世光彦
今年は嫌って程、桃を頂いた。或る時桃を腐らせる一歩手前で既視感に襲われ、それが何だったろうか暫く考えていたら、この短編集だった。
読み返してみた処、淫靡より肝冷える冷淡さだった。この人は存命中に読みたかった作家の一人。合掌

桃 - 久世光彦
今年は嫌って程、桃を頂いた。或る時桃を腐らせる一歩手前で既視感に襲われ、それが何だったろうか暫く考えていたら、この短編集だった。
読み返してみた処、淫靡より肝冷える冷淡さだった。この人は存命中に読みたかった作家の一人。合掌

華燭 - 福島次郎
まあ、只の手前勝手なホモセクシャルの独り善がり。同作家の「淫月」はとても格調高く素敵だったのに。生きていれば三島由紀夫は幾つになるのだろう。

華燭 - 福島次郎
まあ、只の手前勝手なホモセクシャルの独り善がり。同作家の「淫月」はとても格調高く素敵だったのに。生きていれば三島由紀夫は幾つになるのだろう。

キャベツ炒めに捧ぐ - 井上 荒野
何頁か開いたら料理らしきっぽいのが見えたので贖ったが、こう云うの駄目。女性同士の会話とか、前に向きに行こうぜみたいな。読後感も悪し。

キャベツ炒めに捧ぐ - 井上 荒野
何頁か開いたら料理らしきっぽいのが見えたので贖ったが、こう云うの駄目。女性同士の会話とか、前に向きに行こうぜみたいな。読後感も悪し。

ぴんぞろ - 戌井 昭人 
久々に新刊でDomesitc作家を読んだ。何処か劇団の座付き作家とかで、一時話題になったのかなあ。前半は自らが反映する脚本家が博打で下手打った芸人のシークエンスで、後半は因果応報に芸も有らずが、温泉地へ何故か司会者として向かうロードストーリー。主軸のストーリーは計算で書いたのなら秀逸。何か作風(浅草がTrigger?)で田中小実昌を思い出したのは御愛嬌。

ぴんぞろ - 戌井 昭人
久々に新刊でDomesitc作家を読んだ。何処か劇団の座付き作家とかで、一時話題になったのかなあ。前半は自らが反映する脚本家が博打で下手打った芸人のシークエンスで、後半は因果応報に芸も有らずが、温泉地へ何故か司会者として向かうロードストーリー。主軸のストーリーは計算で書いたのなら秀逸。何か作風(浅草がTrigger?)で田中小実昌を思い出したのは御愛嬌。

赤めだか

初版時に購入したが蔵書を事情に依り全て逸してしまった為に見掛けたので再度購う。
偶にen@taxi等で見受けるのだが、その語り口で有ったり、その風貌から、端正な芸に違いないと思うが、不勉強にして未だ芸の方は未見。
この手の芸人が出す本の類形で、入門の為のエピソードや売れるまでの苦労話は正直鼻につく。が、本人の向こうに見え隠れする大師匠の談志が見たいから買う層も必ずや居ると思うし、実際私もそう。
書名にも有る、廃業していった同門のエピソードや大師匠と師匠の確執を語る孫弟子としての終章等目を見張る文章も有るのだが、如何せん類形の域を出ない。
稀に挟まれる地口の方が噺家だけに面白いのだがね。

赤めだか

初版時に購入したが蔵書を事情に依り全て逸してしまった為に見掛けたので再度購う。
偶にen@taxi等で見受けるのだが、その語り口で有ったり、その風貌から、端正な芸に違いないと思うが、不勉強にして未だ芸の方は未見。
この手の芸人が出す本の類形で、入門の為のエピソードや売れるまでの苦労話は正直鼻につく。が、本人の向こうに見え隠れする大師匠の談志が見たいから買う層も必ずや居ると思うし、実際私もそう。
書名にも有る、廃業していった同門のエピソードや大師匠と師匠の確執を語る孫弟子としての終章等目を見張る文章も有るのだが、如何せん類形の域を出ない。
稀に挟まれる地口の方が噺家だけに面白いのだがね。

文學界10月号
小説に関する夢十一夜   筒井康隆
まあ玉石混交。「天狗の落し文」にあってもおかしくない。

ホテルへ投宿した際に贖う。こう云った文芸誌を読むのも久し振り。もう投げ銭感覚で…。
大体、文芸誌って芥川賞と直木賞の受賞作が掲載される号しか売れないんじゃないか。
もう、何処其処に書いたと云って作家のステータスにも為らないと思うが。

併せて7月発売号のen@taxiも贖うが身売りしちゃったのかな? 前のサブカル臭が無くなって、寄稿してる作家も変わったみたいだし。
石原慎太郎と西村賢太の対談って、誰が読むのだろう。

荷物が有って贖うに至らなかったが、他誌の桜井鈴茂の短編が良かった。女性のアルコール依存症のライターのお話。禁酒したから大麻を試してみるとか、内容は類形だし、エンディングも予定調和。30頁程度と憶えているが、膨らませれば面白いかも。
少し前に医者の待合で読んだ別の短編で、無職で夫婦仲も上手く行かず、金銭苦で自宅を手放すしか術の無い中年の主人公が、昔付き合っていた女性に逢いに行く…。
この人は、小説は上手くないのだけど、シークエンス描くのは良いと思うがね。
#文芸誌のコーナーで1時間程居た。

1912年に翻訳された不思議の国のアリス。書名はアリス物語。
ヒメノさんのtweetで知った。

1912年に翻訳された不思議の国のアリス。書名はアリス物語。
ヒメノさんのtweetで知った。

宇野亜喜良—-少女画 六つのエレメント

他の本を探していたのだけれど見付からず、何気に手に取り籠に入れた本。今更、宇野亜喜良でも無かろうと思うが、装丁含め意外と良かった本だった。
内容は、単なる画集でも無く、編者の手法は好みが分かれるだろうが、後半のインタビューも面白くて10日程持ち歩いていた。もし澁澤龍彦が生きていれば、何かしら絡んでいただろう。そこが残念。Amazonじゃ絶対買わないだろうね。本もLiveに限るか。

宇野亜喜良—-少女画 六つのエレメント

他の本を探していたのだけれど見付からず、何気に手に取り籠に入れた本。今更、宇野亜喜良でも無かろうと思うが、装丁含め意外と良かった本だった。
内容は、単なる画集でも無く、編者の手法は好みが分かれるだろうが、後半のインタビューも面白くて10日程持ち歩いていた。もし澁澤龍彦が生きていれば、何かしら絡んでいただろう。そこが残念。Amazonじゃ絶対買わないだろうね。本もLiveに限るか。